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千座の置き戸 第十四回 -水子-3/3

毎月 1日と15日に塾HPに掲載しております 千座(ちくら)の置き戸

第十四回 元の文章はこちら
こちらのブログには私たちが慣れたかな遣いに変え、一部に読み仮名をつけたものを掲載いたします。
冒頭の和歌以降が更新部分です。


連載 千座の置き戸(ちくらのおきど)

           第十四回 水子

                    南出喜久治(平成26年11月1日記す)

まがたまは みづこのすがた うつすひな おほみたからの もとゐなりけり
 (八尺瓊勾玉は水子の姿映す雛大御宝の基なりけり)



この「経済的理由」によって中絶ができるとする規定は、まさに露骨な個人主義というか、その最たるものとしての利己主義によるもので、ここには、「家族」とか「子宝」といふ観点は微塵もありません。胎児を生かすか殺すかという重大な問題について、母親のみの経済力だけで判断してはならないはずです。父親や家族の力を合わせても、それでも「母体の健康を著しく害するおそれ」があるか否かを判断しなければならないのに、「経済的理由」という曖昧な理由で、人口中絶を安易に認めてはなりません。

 ところが、この「経済的理由」の事実認定は、建前上は医師の認定によることになっていますが、実質的には何の証明も不要であり、私が携わった事件においても、妊婦が子供を育てる経済力がないと勝手に自己申告さえすれば安易にこれを受け入れて堕胎されてしまうのです。

 そもそも、医師に、妊婦の「経済的理由」による中絶の必要性を確実に認定できる能力があるというのでしょうか。
 医師の国家試験科目や研修に、経済的理由に関して判断する専門教科や実習はありません。これについては、医師は全く素人です。その素人の医師に、その判断を委ねることは許されるものではありません。

 ところが、医師にそれを委ねれば、医師に大きな「中絶利権」が転がり込みます。中絶手術は保険外医療として、闇から闇に医師の言いなりの金額を請求できるので、医師としては儲かるし、そのように安易に堕ろしてくれる医師に不逞なる妊婦らの人気が集まるという、持ちつ持たれつの胎児殺害システムが出来上がっているのです。これによって性風俗が乱れ、無責任に妊娠すると出産や育児が面倒であり、これまでの奢侈で奔放(ほんぽう)な生活を維持できないという身勝手な気持ちから、それを「経済的理由」であるかの如くすり替えて安易に堕胎し続けているのです。

 もし、少子化防止対策が必要であるとすれば、この野放図の中絶を止めさせればよいのであって、大きな予算を使ってまでの余計な対策は不要となり、その余計な対策費を育児手当とすればよいのです。これによって性風俗の乱れと、すぐに堕胎すればよいとする安易な風潮をなくして、家族の絆を深くすることができる一石二鳥の政策であるはずです。

 ところが、これまでの政府は、母体保護法第14条第1項第1号の「経済的理由」を削除せよとの我々の運動と提言を完全に無視し続けてきたのです。

 占領憲法では、第十章において、大仰にも「最高法規」と謳って、その第97条に、「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪え、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」規定しています。

 ここで言う「将来の国民」とは、「胎児」を含むはずです。ところが、胎児を保護する法制度がなく、具体的には、前述のとおり、占領期から引き継がれた母体保護法第14条第1項第1号の「経済的理由」による人工中絶を野放しにして、産婦人科の巨大な闇利権と、これに便乗して戦後から始まった「水子供養」というトリクルダウンの宗教利権が根を張っているからです。

 ここで、占領憲法が素晴らしいとする人たちに提案したいと思います。もし、この占領憲法に正統性があり素晴らしいものであるとするのであれば、将来の国民である胎児を虐殺する母体保護法第14条第1項第1号の「経済的理由」を直ちに削除させるべきではないでしょうか。

 呉越同舟かも知れませんが、占領憲法真理教の皆さんは、この母体保護法の「経済的理由」条項の削除を私たちと共同して求めることが、占領憲法の理想を実現するはずですから、是非ともこの削除に向けて共闘していただきたいのです。もし、共闘を拒まれるのであれば、占領憲法真理教の「教義」と矛盾することになるはずです。

 私は、清濁併(せいだくあわ)せ呑んでも、反日勢力と共闘し、それによって共通の敵を打破することによって、一歩づつ祖国の再生に繋がることができると堅く信じているのです。
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