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千座の置き戸 第十二回 元号と皇紀と世界暦 -2/5

毎月 1日と15日に 塾HPに掲載しております 
千座の置き戸 第十二回 元号と皇紀と世界暦

こちらのブログには私たちが慣れた仮名遣いに直し、一部ふりがなをつけたものを掲載いたします。

連載 千座の置き戸(ちくらのおきど)

           第十二回 元号と皇紀と世界暦

                    南出喜久治(平成26年10月1日記す)


こよみする ひしりのつとめ はたされて たみやすかれと いのりたまひき
(暦(日読み)する日知り(聖)の務め果たされて民安かれと祈り給ひき)
こよみとは ひしりのすめが さだむもの たみがみだりに かふるべからず
(暦(日読み)とは日知りの皇統が定むもの民が妄りに変ふるべからず)

「Western era」を「西暦」と訳したのなら正しいのでしょうが、西暦に対応する原語は、「Christian era」です。これをあえて「西暦」と訳しているのです。これを正確に約せば、「キリスト教暦(基督教紀元暦、基督暦、基紀暦)」となるはずですが、明治維新政府内に浸透していたキリシタンたちが、その宗教色に隠してキリスト教をわが国に浸透させるために、あえて「西暦」と「虚訳」して普及させ、それが敗戦後に一層促進されます。

 そして、ついには、いわゆる「2000年問題」を隠れ蓑にして、一挙に「キリスト教暦」の浸透が加速されて今日に至っています。いわゆる「2000年問題」というのは、コンピュータの世界の問題だけではありません。この年(平成12年)の前年である平成11年には、「男女共同参画社会基本法」が制定され、翌12年には、「児童虐待の防止等に関する法律」が制定されて、児童相談所に、親権者の同意なしに無令状で児童を「一時保護」と称する「拉致」ができる権限を拡大させ、また、厚生労働省が、大量の向精神薬を一挙に認可して、多くの精神障害者を増産させたのです。

 これによって、家族の崩壊と女性の社会進出が推し進められ、さらには、心療内科や精神科と称する医療部門が拡大増員されて気分障害者として一括りにされる精神障害者を一挙に300万人の「リピーター」を産み出し、これによって、親子や夫婦の家庭生活を分断隔離させ、何でもかんでも精神病患者として扱うことになりました。これによって、家族から孤立した「個人」を増産させ、家庭を崩壊させる方向へと促進させてきたのです。

 「2000年」になった後は、年数を1桁や2桁で表記できる利便性があると喧伝し、元号を使わずにキリスト教暦で表記することを奨励し、マスコミや企業も一斉にキリスト教暦で表記することになったのです。これこそが、「2000年問題」と称されてきた真の目的でした。

 個人主義という合理主義が生んだ史上最大の宿痾は、ルソーによって完成したのですが、エドマンド・バークは、フランス革命を目の当たりにし、『フランス革命についての省察』を著して、「御先祖を、畏れの心をもってひたすら愛していたならば、1789年からの野蛮な行動など及びもつかぬ水準の徳と智恵を祖先の中に認識したことでしょう。」「あたかも列聖された祖先の眼前にでもいるかのように何時も行為していれば、・・・無秩序と過度に導きがちな自由の精神といえども、畏怖すべき厳粛さでもって中庸(ちゅうよう)を得るようになります。」として、フランス革命が祖先と伝統との決別という野蛮行為であることを痛烈に批判しました。そして、バークは、ルソーを「狂えるソクラテス」と呼び、人間の子供と犬猫の仔とを同等に扱えとする『エミール』のとおりに、ルソーが我が子5人全員を生まれてすぐに遺棄した事件に触れて、「ルソーは自分とは最も遠い関係の無縁な衆生のためには思いやりの気持ちで泣き崩れ、そして次の瞬間にはごく自然な心の咎めさえ感じずに、いわば一種の屑か排泄物であるかのように彼の胸糞悪い情事の落し子を投げ捨て、自分の子供を次々に孤児へ送り込む」とその悪徳と狂気を糾弾しました。

 また、イボリット・テーヌは、「ルソーは、奇妙、風変りで、しかも並すぐれた人間であったが、子供のときから狂気の芽生えを心中に蔵し最後にはまったくの狂人となっている」「感覚、感情、幻想があまりにも強すぎ、見事ではあるが平衡を失した精神の所有者であった」と評価したのです。


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