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千座の置き戸(ちくらのおきど) 第二回 プレスコードと占領憲法-3/3

てをつかね ひざをかがめて うけいれし あだのてしたを うちてしやめぬ
(手を束ね膝を屈めて受け入れし仇(GHQ)の手下を討ちてし止めぬ)

れを全否定すると、占領憲法改正論が吹っ飛んでしまいます。ですから、占領憲法が憲法ではない、憲法としては無効である、という主張は、電波芸者からすれば重大な営業妨害行為として目くじらを立てて意図的に攻撃します。占領憲法は憲法としては無効であり、現存している帝国憲法を守ろうとする真正護憲論に対しては、占領憲法を金科玉条として守ろうとする占領憲法護憲論に対する批判以上に熾烈に批判し、しかも、批判の名に値しないような、カルトだとか、素人の見解などと誹謗中傷を浴びせるだけで、まともに学術的に批判できないのです。

 これらの保守風味の電波芸者が真正護憲論を真摯に検討することなく、感情的になって誹謗中傷する姿を見ると、批判の方向や理論がどこか間違っているのではないか、何故にそこまでパラノイア的に固執するのか、と多くの人は直感的に感じています。学問の世界では、占領憲法の効力論争を公平かつ真摯に行うのは当然のことなのに、これをしようとしないのは、何かやましいことがあるからだと思うのは当然のことです。

 占領憲法を憲法であると強弁するのであれば、自衛権が認められても、武力を用いた自衛権の発動(自衛戦争)は、まさに「交戦権」の発動ですから、これが認められていない占領憲法では、自衛権というものは実質的には絵に描いた餅にすぎないことを認識しなければなりません。また、占領憲法施行後の昭和23年6月19日に衆参両院で教育勅語の失効・排除決議がなされましたので、占領憲法が憲法であれば教育勅語は全否定されたことになりますが、保守風味の電波芸者たちは、これについて言及することを避けて、一目散に逃げてしまいます。つまり、電波芸者たちは、このような矛盾を指摘されることを極度に恐れているのです。

 このような矛盾に満ちた状況の中で、メディアは、その目的を共有できる電波芸者たちを重宝がります。そして、同じ穴の中の狢として、大衆に矛盾を悟られまいとして、懸命に話題を逸らしながら戦々恐々として生き続けています。
 ですから、我々がまず自覚すべきことは、プレスコードによってなされてきたメディアの占領期における全面的検閲を容認し続けてきた体質が、独立回復後にも強固な習性として、ストックホルム症候群として継続していることを認識することです。ストックホルム症候群というのは、拉致監禁された犯罪被害者が、その犯人と時間的、空間的に接着して生活をすることにより、犯人に対する共感や同情又は好意等の特別な依存感情を抱くことを意味するものですが、まさに現在のメディアは、このストックホルム症候群に陥って、GHQ以上の意欲を抱いて、プレスコード自体は正しいものとしてこれまで以上にこれを守り続けようとしているのです。俗に、偏向報道だと呼ばれる元凶はここにあります。

 そして、どのメディアも例外なくプレスコードによってこれまで報道を歪めてきたという自己批判を一切していません。
 新聞の購買数やテレビの視聴率は年々低下して、メディアの経営はすべて赤字体質に追い込まれています。これをもっと加速させ、インターネットを活用させれば、プレスコードに追随したメディアの犯罪を暴き、これをメディアが自己批判して再生する道も不可能ではありません。自己批判できないメディアは潰れればよいのです。
 メディアがプレスコードを全否定し自己批判することは、我が国が再生する一助となるはずです。

 そもそも、何を恐れて、占領憲法が憲法として「無効」であると素朴に言えないのでしょうか。このままでは、天皇抜きの民族主義という空虚な民族主義に陥り、そのうちに民族性も国家観も失せて、得体の知れない者たちに我が国が占拠され国家の滅亡を早めます。電波芸者などの敗戦利得者は、国家と民族の名誉を護って再生を果たすということよりも自己の利益(敗戦利得)を最優先させるために、その利益を失うことを恐れているからです。その恐れのために引き延ばしをすればするほど危機は大きくなり国家を滅ぼすことになるという自覚が全くありません。今立ち上がれないのならば永遠に立ち上がる機会は訪れません。
 プレスコードを受け入れ、ストックホルム症候群に陥ってこれを積極的に推進し、見苦しい詭弁や言い訳をして自己保身をする今の年寄りや成人には全く期待できません。

注*元の文章は 塾HPをご覧ください。ブログ用に仮名遣いを変更し、一部読み仮名を付けています。
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テーマ : これからの日本
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