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仲間均石垣市議の尖閣周辺での勇姿=八重山日報より=

今年の4月に頑張れ日本行動委員会さんでの尖閣諸島沖までのツアー船が中国の公船に追われて、海保のゴムボートに先導され、また、海保の巡視船に守られ何とか石垣島まで逃げられた訳ですが、その沖縄県石垣島の仲間均市議が、日本の領海で中国の公船から逃げるというのは、沖縄の漁民として日本の恥だと感じる。逃げない日本の漁船という態度を中国の公船にとろうではないか。という意気込みで、尖閣諸島の海域まで5月13日に漁に出られました。

中国の公船に囲まれながらも、漁を続け、海保も仲間均市議の漁船を守ってくださいました。
その詳細な様子が八重山日報で紹介されていましたので、こちらに貼らせていただきます。

中国公船に包囲された 八重山日報 5月15日

中国船包囲「恐怖なかった」 政府は毅然と対応を

中国公船に包囲された 八重山日報 5月15日
「中国公船に包囲された」―。「高洲丸」(4・8㌧)の高江洲正一船長(45)が緊張した声でつぶやいた。13日午後2時ごろ、尖閣諸島南小島の東南約2㌔。島を背に漁船から周囲を見渡すと、前にも右にも左にも中国公船の姿がある。3隻は、操業中の高洲丸を「取り締まる」ために領海侵犯してきたのだ。中国公船を阻止するため、海上保安庁の巡視船が高洲丸との間に割って入った。同乗した八重山日報の記者が緊迫の尖閣海域をレポートする。

 高洲丸が尖閣海域に到着したのは13日早朝。乗船者は高江洲船長、伊良皆高信市議会議長(53)、仲間均市議(63)ら6人。釣りと周辺海域の視察を兼ねた航海だ。
 釣りは好調で、アカマチやカンパチなどが次々と水揚げされる。正午ごろ、遠巻きに監視していた海上保安庁の巡視船から、職員がゴムボートで近付いてきた。

 「中国公船がこちらに近づいています」

 仲間氏は「ここは日本の領海だ。私は逃げない」と答えた。高洲丸の船尾には、目立つように日の丸が翻っている。
 八重山の漁業者は常々「中国公船は、尖閣海域で漁をする地元漁船を追い払うために領海侵犯する」と指摘していた。「やはり」という表情が乗船者の顔に浮かんだ。誰もが「中国公船は来る」と予期していた。その通りになったのだ。

 午後1時過ぎ。「海監66」を先頭に「海監50」「海監15」という3隻の中国海洋監視船が続々と、われわれの視界に入った。他国に領海侵犯しているにもかかわらず、傍若無人に航行する。少しも悪びれる様子はない。しかも、徐々に高洲丸との距離を詰めてくる。
 高洲丸を警護している巡視船の電光掲示板に「中国公船は接近すると大変危険です」と注意を促すテロップが流れた。しかし、仲間氏が事前に「逃げない」と宣言していたためか、海保から避難指示は来ない。

 「おーっ、こんな近くまで」

 乗船者の1人が悲鳴のような声を上げた。「海監15」がぬっと目前に現れた。私には数10㍍の距離に見える。高洲丸をガードするため、巡視船が懸命に割って入ろうとする。
 南小島を背にした高洲丸は、気がつくと3方向を中国公船に包囲された。われわれは、動きが取れない。
 巡視船が中国公船と高洲丸の中間で航行し、これ以上われわれに近づけないように警戒している。巡視船は9隻体制だ。高洲丸の乗船者には緊張が走る。しかし船は、その場でエンジンを切ったまま、じたばた動こうとしない。
 仲間さんは「中国公船は、何でおれたちが逃げないのかと思っているんだろうな。今逃げたら、中国公船に追い払われたことになる」と、誰にともなくつぶやく。
 中国公船は高洲丸を威嚇するように距離を詰めようとするが、巡視船に阻止され、考えあぐねているようだ。やがて中国公船、巡視船とも目立った動きがなくなり、膠着状態に入った。

 午後5時ごろ。「釣りをしよう。中国公船に見せてやれ」仲間さんの指示で、高洲丸は釣りを始めた。正面では、地元漁船をたびたび追跡したことで悪名高い「海監66」が見える。仲間さんによると「海監66の誰かが、釣りの様子を見てテレビカメラを回しているのが見えた」という。

 やがて周囲は暗くなった。釣りが終わる7時ごろには、遠巻きにしていた中国公船の姿も見えなくなった。いつの間にか去って行ったのだ。
 第11管区海上保安本部によると、中国公船3隻は午前9時ごろ、久場島北から相次いで領海に入り、8時46分ごろ、南小島南東から相次いで領海を退去した。高洲丸が包囲されていたのは、6時間くらいだっただろうか。
 高洲丸は翌朝まで尖閣海域にとどまり、魚釣りをしたが、中国公船はもう姿を見せなかった。漁獲高は2日間で約60㌔だった。

 仲間さんは「中国公船が高洲丸に突っ込んでくる機会はいくらもあったが、魚釣りをただ見ているだけだった。領海侵犯はパフォーマンスだ。ここが自分たちの領海でないことを知っている」と厳しい表情を見せた。
 伊良皆さんは「中国公船の姿に恐怖を感じた。尖閣海域は、まさに無法地帯だ。日本の領海をどう守るか、主権国家としての法整備を真剣に考えないといけない」と強調した。
 日本の領海内で八重山の漁船が、中国公船に包囲される。海上保安庁に何とか守ってもらい、漁をする。日本の、この悲しい現実は何なのか。何が日本をここまで無力にしたのか。

 答えはいろいろあるはずだが…帰りの船中、私の脳裏には、日本の交戦権を認めないと宣言した「憲法9条」という言葉が盛んに点滅した。
 (仲新城誠)

中国船包囲「恐怖なかった」 政府は毅然と対応を 
仲間市議インタビュー


尖閣諸島海域で釣りをしていた八重山の漁船「高洲丸」が13日、領海侵犯した中国公船3隻に一時、包囲された事件を受け、八重山日報社は15日、乗船していた仲間均市議に当時の状況を聞いた。

 ―今回の事件をどう思うか。
 「中国公船の領海侵犯が常態化し、彼らは尖閣海域の日本漁船を追い出そうとしている。しかし(今回の出来事で)力では追い出せないことが分かったはずだ。彼らは尖閣海域が自分たちの領海ではないことを知っており、領海侵犯はパフォーマンスだ」

 ―4月には「頑張れ日本!全国行動委員会」の釣りツアーが中国公船に威嚇され、石垣島に逃げ帰った。
 「その事件に対する悔しい思いがあったから、私は逃げなかった」

 ―包囲された時はどう感じたか。
 「尖閣海域に行くたび、危険が待ち構えていることは感じている。囲まれたくらいでは驚かない。恐怖心は全くない。われわれは囲まれている間、ラーメンを作って食べていた(笑)」
 「中国公船の領海侵犯は予測していた。攻撃を仕掛けてくるかと思ったが(包囲されたものの)実質的には攻撃はなかった。高洲丸に突っ込もうと思ったら、できたはずだ。しかし、われわれが釣りをしているのを見ているだけだった。彼らも国際紛争を起こしたくないと思っているのだろう」
 「海保は一晩中、われわれを警護してくれた。午前3時ごろに目が覚めると、すぐそばにゴムボートがいた。職員の赤い顔を見ると、寝ていないことが分かる。領海を守るため日夜、奮闘している海保に敬意を表したい」

 ―尖閣問題に取り組んでから18年になると聞いているが、現状をどう思うか。
 「最悪の状況にある。中国は日中中間線近くにガス田を作ったころから、本気になって尖閣を取りに来ている。日本政府の国有化がきっかけではない」
 「中国には軍備増強と、太平洋に抜けるルートを確保するという戦略がある。尖閣を取られると、沖縄は非常に厳しくなる。中国は今、沖縄も自分たちのものだと言っている。そういう恐ろしい国が、キバをむいて襲いかかってきている。交戦権を否定した憲法9条は改正するべき。平和とは力と力の均衡だ。日本政府は毅然とした対応を取り、国民の生命財産を守るべきだ」
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