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食糧自給=リカード理論を放棄したイギリスの例=

少し前の内容ですが、平成21年春に南出喜久治先生が九州の講演会でお話された内容をこちらに挙げさせて頂きます。

元々、イギリスが第一次世界大戦で疲弊したんですよ。
どうしてかというとイギリスは、いわゆる国際経済的な意味でリカードの理論をそのまま採用して優先的にどこかから調達してくる、安く調達してくる。
第一次世界大戦の前、元々イギリスは小麦の自給に関しては100%自給していたのをリカードの理論を採用して、国内で生産しなくても安い小麦ならば外国から調達した。

特にイギリスという国は“日の沈まない国”という位、植民地たくさん持っていたから、植民地から調達すればいい。
国内で生産しなくてもいい。
それで国内生産を非常に低下させ小麦の自給率が五割を切ったような状態で戦争が始まった。
それまで植民地からの調達もあったけども、軍事意的な問題でも小麦の値段は上がる、自給率が低下している。
第一次世界大戦でイギリスは戦争に勝ちはしたのだけど、
食料戦争、エネルギー戦争から言うと、自給率が確保できてない国は勝っても負けに等しい、これでは大変だということで、リカードの理論を放棄して、保護主義に走った。

徹底した自給率を高める為に国内生産の農業を擁護して、重農主義と、農業を重視する政策に転換したんです。そして重農政策を続けて第二次世界大戦になった。

第二次世界大戦では、もちろんドイツなどとの戦争の中で、イギリスは食糧面での疲弊はしなかった。

もちろん他の問題で、特に戦後体制において経済的には疲弊した部分があるけれど、少なくとも国民の口に入る食料の確保においては大きな打撃を受けなかった。

その学習から、逆に言って連合国側は日本に何を押し付けたか?
食糧自給率を下げることによって、軍備を持っても戦争ができなくなってしまう。
要するにイギリスの体験をそのまま逆の意味で日本に押し付けた。
その一番大きな方法として、MSA <Mutual Security Act>相互防衛援助協定
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