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真正護憲論の概説=占領憲法が憲法として無効である理由4/5


ずっと少しずつUPさせていただいています。真正護憲論の概説の無効理由について、第4回目になります。

4 改正手続の問題
 さらに重要なことは、占領憲法は、帝国憲法第73条に違反していることです。そもそも、マッカーサーノートに基づくマッカーサー草案によって改正命令がなされたことは、同条で定められている天皇の改正発議権を侵害しています。そして、さらに、それを翻訳した憲法改正案(政府案)は、衆議院と貴族院において修正されていますが、帝国議会には修正権がないことは当時の定説でした。議会に修正権を与えると、換(かん)骨(こつ)奪(だっ)胎(たい)の修正に歯止めがかからないことになり、議会に発議権を認めたのと同じとなって、天皇のみに帰属する改正発議権を侵害することが理由とされていました。このことについて、なんと、共産党の野坂参三が帝国議会で指摘したのです。このことを知らないし、指摘もできない今の殆どの政治家は、野坂参三よりも知的レベルと志が低いということになります。
 また、共産党の志賀義雄や徳田球一は、憲法改正案が国民に周知徹底されていないことを指摘し、志賀義雄は、それを理由に、改正の時期は熟していないとして議事の延期を求める緊急動議を出しましたが、否決されて改正審議が進んだのです。すべてはマッカーサーの意向と指示命令に迎合した結果だったのです。このころの共産党は、二段階革命論という政治意図があったにせよ、憲法感覚は、今の政治家よりも格段に優れていたと言えます。
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