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真正護憲論の概説=真正護憲論とは何か 3/3

一 真正護憲論(新無効論)とは何か

真正護憲論をご存知で無い多くの方向けに 南出喜久治先生が書かれた 真正護憲論の概説 を ぼちぼちとこちらにも貼らせていただきます。

3 真正護憲論は政治的に最も有用な理論です

 ところで、この真正護憲論は、主に占領憲法の効力論に関する理論ですが、それ以外にも政治的にも極めて有用であることに注目していただきたいのです。後にも述べますが、旧無効論の場合は、占領憲法が無効であるとしたら、これまでの間に制定された法律や政令、条例、行政処分や判決などはどうなるのかという疑問と不安に答えられなかったのですが、真正護憲論は違います。講和条約の国内法的投影として慣習法として運用されてきたことは認めますので、その意味では「法的安定性」を害することはありません。
 さらに、この理論は、領土問題、防衛問題、外交問題、拉致問題、原発問題、教育問題、環境問題、災害救助問題など、ありとあらゆる問題に万能的な即応性があることです。今のままでは、占領憲法の不備と矛盾を抱えたまま、緊急事態になっても右往左往し、散々時間を空費して、ようやく憲法改正の議論をしようとすることしかできません。占領憲法が憲法であるとすると、全く緊急事態に対応できる即応性がないのです。過去にもありましたが、そんなときになって急に、超法規的措置だと称して、あるいは解釈改憲を振り回して、政府が占領憲法を無視して行動することを許容してしまうことは、立憲主義を崩壊させる結果となります。そのようなことをさせないためにも立憲主義に基づき、帝国憲法の制約に従って粛々と対処させることが必要なのです。
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