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おさなごこち スズメ -本能論と子育て-

國體護持塾とともに日本の自立再生を実践する団体として、うけひのもり学園があります。國體護持のためには、構造の中での最小単位である家庭の自立再生を楽しくという理念で活動しています。
うけひのもり学園では子供向けにお話を作り、月刊うけひのもりにまんがを掲載、お話をWEBに掲載しています。私たち自身にも足らないことも多いと思います。少しづつこちらにもUPさせて戴きます。
幼心地 スズメ ひらがな

幼心地 そのいち一

スズメ
沢山の家に取り囲まれた小さな児童公園の隅に、大きな松の木があります。それは、二階建ての家の高さほどです。その中程に人の握り拳しほどの木の洞があります。木の虚とも言いますが、松の枝が折れた跡に雨の水が溜まって腐り、ぽっかりとあな穴が空いたものです。そこに、番いのスズメが巣を作っていました。そして、卵を生み、ヒナが孵りました。あるとき、元気に遊んでいるヒナの子スズメが弾みで巣から外にで出て、松の木の洞から下に落ちてしまいました。

親スズメは慌てて鳴き騒いでいます。それを隣の家に住む太郎くんが見つけます。子スズメの体は柔らかいので、下に落ちても怪我はありませんでしたが、巣に戻ることができません。親スズメも子スズメを巣に運ぶことができません。太郎くんが巣に入れてあげようとしても巣まで背が届きません。どうすることもできずに悩んだ太郎くんは、すぐ家に帰ってお父さんとお母さんを呼びました。すると、お父さんとお母さんは、それを聞いて、長い梯子を持って松の木のところに駆け付けました。そして、お母さんと太郎くんが梯子を支え、お父さんがヒナを抱いて梯子を登り、やっと巣に戻すことができました。すると、太郎くんの気持ち晴れ晴れとして、嬉しくなりました。

しかし、どうして太郎くんは、晴れ晴れとした嬉しい気持ちになったのでしょうか。自分が得した訳ではありません。お父さんやお母さんが得した訳でもありません。親スズメと子スズメから頼まれた訳でもありません。お礼を言ってくれた訳でもありません。それでも嬉しくなるのは、一体どうしてでしょう。それは、私たちの心の仕組みが、自分を守り家族を守るだけではなく、親戚や近所の人のため、そして、もっと広く社会や国のために一生懸命に働くことで喜びを感じるようになっているためです。
みなさんが学校で勉強するのは、自分のためだけではありません。貧しい人、困っている人をどうしたら無くすことができるのか、助けることができるのか、そしてどうしたら世の中をよくすることができるのか、ということの智恵を身につけるためです。立派な人になるというのは、そういうことです。人を傷つけたり押しのけたりして、自分だけ良い生活をするためではありません。そんなことをしても人生の本当の喜びを得られません。そう考えたら、必ず勉強することの勇気と希望が出てくるはずです。
太郎くんとしては、今度はお父さん、お母さんの手助けを受けなくても、自分で梯子を使って子スズメを助けられるだけの智恵が必要になります。梯子を使う智恵も技術も身に付ける必要があります。スズメがどうして人の家の近くに巣を作ったりするのかということを勉強すれば、スズメと人との関係も判ってきます。このことを切っ掛けとして、太郎くんは、これまで以上に勉強することの意欲と目標が生まれました。そのことが、お父さんとお母さんの喜びなのです
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