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蔭膳と位牌祭祀<かげぜんといはいさいし>-3

では、その祖霊の座に何を設けるのか、ということが次の課題です。
こうでなければならない、このようにしなければならない、というような堅苦しい決まりなどはありません。思い思いの方法ですればよいのです。しかし、こんな抽象的なことを言うだけではよく理解できないでしょうから、少し具体的に話してみます。
まず、祭祀をするには、少なくとも誰の祭礼なのかを決定しなければなりません。父の祭礼か、母の祭礼か、または、祖父、祖母、さらには、七代前の御先祖様の祭礼なのか、あるいは、すべての御先祖様の祭礼なのか、ということです。御命日の祭礼の場合、個別的な祭礼になりますが、そのときは、その霊位(あるいは戒名)を掲げます。一般には、位牌を使います。和紙に霊位(戒名)を墨書して白木の位牌に貼付して特別の祭壇を設けることもあります。これは、いわゆる「位牌祭祀」といふものです。
私の家にある仏壇に納めてある位牌は、「繰出し位牌(箱型位牌)」です。この繰出し位牌というのは、箱型の位牌で、その中に、御先祖様や父母の霊位(戒名)が一枚ずつ個別に書かれた二ミリ程度の薄い何枚もの位牌が集合的に収納されたもので、その祭礼に際して、一番前にその霊位(戒名)の位牌を繰出しして行うのです。これは、「大和位牌」とも言います。
位牌の種類には、我が国(本土)の「大和位牌」の他に、沖縄では、「沖縄位牌」(ウチナーイヘー)があります。これは位牌立ての中に、上下左右に位牌を安置する構造のものです。それ以外の位牌としては、「唐位牌」があります。これは、位牌一個につき一人ないしは夫婦一組の名前や戒名を記入するものです。そして、このような位牌を用いた祭祀は、韓国、台湾などにも見られ、祖先祭祀の主流を占めているのです。



平成22年元旦記す 南出喜久治

-南出喜久治 著 青少年のための連載講座 より抜粋-

補足 : この祖先に感謝するという、私たちが生きるうえでもっとも大切な部分をどのように祭祀という形にするのか?実は、私自身も良く分からなかったのですが、自分の出来る範囲で、御先祖様に感謝をし、御挨拶をする。それがまずは大切なんですね。
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