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防衛問題は食糧問題 ~ラバウルの戦記~

防衛問題は食糧の自給問題である。今の日本の食糧自給率からすると、日本は自分の国を守れないとする問題についてのお話です。
昨日のUPに続いて、昨年3月の京都で行われました、塾生みすまるのお話より

食料の問題なんだけれど、日本が大東亜戦争に負けた時に、ガダルカナルから飛び石的にずっと落とされて行って、硫黄島も落とされ、沖縄も落とされた、そして本土に迫る、広島長崎に原爆を投下されるこういう状況の中で、日本の南方戦線の中で、壊滅していなかったものがラバウルですね、将に食管法ができた昭和17年に今村均という大将が着任してそしてラバウルの要塞を作った。
そして、その当時今村大将の頭の中には、多分、本土からの物資は途切れるだろうと、そうであれば自給自足体制をする必要がある、ということで、ラバウルは、肥沃な土壌ではないんです。火山地帯で、昭和16年にも火山が爆発して火山灰にまみれてるような土地なの。そういう火山灰にまみれている土地に自給自足で今村大将が自ら鋤と鍬を持って、百姓をしだす。
地下には強烈な地下要塞を作って、徹底抗戦まで行く、そして硫黄島は陥落し沖縄にも上陸されたけども、ラバウルにはアメリカ軍が、戦争に負けるまで、つまり、昭和20年の8月14日のポツダム宣言を受諾するまでの間に、一兵たりともアメリカ軍は上陸してない。つまり、ラバウルの9万8千人の将兵は原則として無傷で内地に帰還した訳です。
つまり、マッカーサーはラバウルを攻撃するということは、想像を絶するような被害が大きくなる、自給体制をやってるんだから、そして完璧な地下要塞を張り巡らしているような所にアメリカ軍が上陸したらどうなるか。昼間はいいが夜はもうゲリラ戦で徹底壊滅だ、それはよくわかっている訳、硫黄島沖縄戦だって被害をアメリカ軍も受けてる訳だから、それは当然想像した訳。だから回避作戦をとって、ラバウルだけを回避した、そして他の所をどんどん押してって、つまりラバウルだけは、止めてしまった。
そういう事から考えると、いかに国防問題というのは、その軍事力があることだけで国防は達成できない、むしろ、完全食料自給率を高めて、自給自足を完璧にすることが敵から攻められないということを身をもって示したのがラバウルなんです。
僕がどうしてラバウルに拘るかっていうと。硫黄島の栗林中将の人柄、人格、そういうものは、もちろん特記すべきことと思います。そして、非業の死をとげ、或いは沖縄戦においてもいろんな意味において、戦記、戦争の歴史においてはね、日本軍、或いは日本人というのが如何にいさぎよかったか、美しかったか、そういうことを物語る意味においては、こういう戦記というのは非常に大事で、華々しく散ったんじゃないんだけども、最後まで死守したっていう、この凄まじさ、派手ではないんだけど、一番戦記の中で突出して、やっぱり肝に銘ずる必要があるんじゃない。地味だけど、ここまでやる、これで守り通したと。
そういう意味から言うと、国防問題というのを、軍事オタク的に、自衛隊が例えば軍隊として武器装備がこうなったらこうなる、魂もただ単に皇軍将兵であるという誇りもなければ、ただ単に国家公務員としての自衛官がたとえいたところで、それは、軍人ではなくって、兵器オペレーターに過ぎない訳よね、兵器を扱える技術者に過ぎない訳。軍人では無い訳や、命を懸けられるだけのそれだけのものが本当に養われるかって。
これはもちろん教義の問題もあるんだけど、その原点において、そこまでの強い精神力を養うには、もちろん人的編成から物的装備もそうなんだけど、一番大事なのは、今言った完全自給をするということが最大の防衛なんだということ。食料安保こそが防衛なんだということを考えた時に、経済においてもどんな場面においても日本が自給率をカロリーベースで40%以下に落としてること自体が、もうすでにだめな話なのよね。
自給率を低下させることが、GHQのねらいだった訳で、米を食うと馬鹿になるっていうことを慶応大学の林たけしが朝日新聞の天声人語に書いてね、米を食ったら賢くなるのに、米を食ったら馬鹿になるというデマを飛ばして、そして、米から離れてパンにする。パン食は文化的であるとか言ってね、パンほど良くないものは無い、はっきり言って、パン食っていうのは、当然肉食と併用することになるんだから、食生活自体、食のゆがみが体のゆがみになり、そして、日本人の精神のゆがみになる。
食料を確保するということが如何に大事だということをやっぱり国防の点、教育の点、いろんな意味において、よく考えておかなければならない。
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