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日本の自立再生論 会社の役割と祭祀

昨年7月に埼玉にて行われました、國體護持塾みすまる(勉強会) にて、南出喜久治先生がされたお話を部分的に文章化したものを掲載して参ります。質疑応答より祭祀と経営について

祭祀にと会社経営について<質問―1>

ご先祖様をずっと遡っていくとね、結局、ご皇室のところに到達する。ご先祖を敬うということがご皇室を敬うということに繋がる。これは全く自然なんですよね。ところがある特定の宗教によると、そのご本尊なり神様とご皇室、天皇とを比べたときに、神が天皇の上にいくという形になってしまって、本当の意味での尊王の精神というのは、成り立たないというか、だから、私が宗教を捨てた、棄教したというのも、そこからスタートしてるんです。つまり、祭祀というものを絶対的に基軸として守るためにはね、その頂点にご皇室がある。だから自然的に尊王思想が出て来るのであって、それをちょっと前提としてお話するのですが、大東亜戦争の大義ということとか、会社経営における大義や本能とどういう関連があるのかって。

大義ということ、それは人によって、解釈や定義は違うと思いますが、これはなくてはならないもの。これを失ったら存在を失うというものが大義な訳ですから、大義の根幹、源泉はどこにあるかというと、先ほどお話した祭祀であり、尊皇な訳ですよ。尊皇がぶれる部分というのが、大義を失うことであって、尊皇というものの、もちろん国体護持というかそういうものが大義の根源であってね。
企業活動とか、江戸時代には、商人、石田梅岩の心学というものがありました。そういう商人は商人の道があるというのも、結局突き詰めていけば、それが大義、その社会を支えるために会社も利益をあげなければならない。
会社が何ゆえに存続するかって問われるのですが、会社、企業の役とは何かというとそこに従業員がいる、従業員と従業員の家族を守るということ、それが、企業の責任なんよね。

つまり、企業が社会に貢献するのは利益をあげるというよりも、それに縁のつながる人たちの生活を支えてあげる。だから利益をあげるよりも、一人でも多くの社員と家族を守ってやる。それが本来の企業家としての精神ではなければならないと、僕は何時も言うんです。
会社は確かに利益を上げなければ話になりません。赤字経営ではそれこそ従業員を守れません。そういう意味からいうと利益をあげる必要はあります。ただですね、これは経営の哲学を含めて言うんですが、利益をあげる道と例えば、人の結局一番大事なものは何かというと、顧客、お客さんに対する信頼関係を勝ち取るということでしょ。そうすると、ただ単にものを、薄利多売で安く売るというのもそりゃあ商売かもしれません、だけど、単に薄利多売だと何が残るかというと、安いということの信頼しか残らなくってその安いものを売ってくれた企業に対する信頼とはならない訳ね。だけど、会社が少しでも利益を落としてでもそのクライアントというか、お客さんに貢献するとなると、利益は落ちるかもしれないけれども、それは顧客の信用というものを可視することになる。それが企業の信用力になる。大きな財産になる訳ね。
つまり貸借対照表では表現できない簿外の大きな資産になる。簿外資産をいかに企業が持ち得るかということが一番大事なことになって、薄利多売であってもその薄利の見返りとしての信用を勝ち得るような経営があれば必ず会社ちゅうのは繁栄してくる。それによって企業というものは、繁栄してくる。従業員が潤う、その家族が養える。

それがまさに企業の社会貢献であり、それを積み上げることが、国を守っていくことでもあるし、それがまさに企業の大義であって、それを守り続けることが一番大事なこと。利益をあげることが企業の目的ではなくて、いかにたくさんの従業員を可能な限り抱えるかという、それも、その従業員に最後まで、従業員だけじゃなくて、その従業員の家族がいる訳ですから、その人たちも雇うという気持ちが企業家になければならない。だから使い捨てのような考え方で人を雇うというのは、もってのほかであって、如何に長く従業員と家族を養えるかという意味ではね、これはまさに本能なんだよね。

あの企業ちゅうのは決して平等で平坦でもない。親分がおって、子分がおる。人間の社会でもそうです。平等はありえない。強いものと弱いものとの序列が必ずつく。強いものは弱いものを守ってやるという気持ちがなければ強いものになれない。で、弱いものはその人、強い人に従って、その強い人を支えていくという役割を最後まで果たさなければその信頼関係ちゅうのは失う。だからちょうどサル山のボスもそうなんだけれども、人間の社会だって、そういう社会なんですよ。で、ボスザルの力が衰えてくれば、それはもちろんまた次のボスザルが出て来る訳。で、ボスザルの下にはメスザルにしてもそのメスザルが抱えている子供を含めて全部そういうものを養っている。ボスザルの役目は何かって言ったら、そういうサルの群れから外敵からサルの群れを命がけで守る。
その命がけで守るということがなければボスになれないし、それゆえに下に従うものが出て来る。その相互信頼関係なのよね。その人の人生の浮き沈みあるいはその人の能力が発揮できるチャンスと、いろいろあるけれども、日本の年功序列、終身雇用制っていうのは、一番大事だったんだね。それが崩れて単なる能力給、決して能力で等差をつけるということは間違ってはいないです。それに徹してしまったようなやり方ではね、まさに能力が落ちたらすぐに終わってします。そういうもんではない。だから、人との関係ちゅうのは、企業でも家族でもそうです。
長く続けていくということが、やっぱり必要だと思います。そういうことから経営というものを考えてお互いにそれを支えあうという必要があると思います。
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