スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

神人共生-2

祭祀実践の具体的な事例や手引きなどについてのお話です。

今回はその第一回として、「神人共生」について述べます。



私たちは、祖霊と共に生活しています。御先祖様の「から」(柄がら、體からだ)はなくなっても、「たま」(霊れい)は私たちと共に暮らしています。御先祖様は、たとえ地獄に落ちようとも子孫の家族を守ります。それが見返りを求めない親心です。自分だけ天国や極楽に行って満足し、子孫などはどうなってもよいと考えている御先祖もあるでしょうが、真に霊格の高い祖霊は、子孫やその家系を守り続けるのです。人には、自分自身を守るという本能があります。しかしもその本能よりもさらに高次の本能として、自分が犠牲になってでも、命を捨ててでも家族を守ろうとする本能があります。さらに、もつと高次の本能には、自分の命を捨ててでも祖国を守ろうとする本能があります。自分が連綿と続く家族に育まれた存在であることを自覚すれば、家族を守ることは喜びになります。そして、その家族を守っていただいた御先祖様と共に暮らしているという感激があれば、朝起きれば、「お早うございます。」と声を出して御先祖様にご挨拶できるはずです。心に思っているだけではダメです。必ず声を出してください。歌を楽しむとき、楽譜を見るだけで声を出さないのでは楽しめないでしょう。それと同じです。声に出して、御先祖様と自分とが共に楽しさと喜びを分かち合えばよいのです。これが「神人共楽」です。

朝の御挨拶だけではありません。出かけるときは「行って参ります。」、帰つたら「ただいま帰りました。」、寝るときは「おやすみなさい。」と常に声に出して御挨拶することです。

単身生活の人、家族などとの共同生活の人など、様々な生活の形がありますが、それぞれの生活の場で、清く聖なる空間を確保してみてください。そこを祖霊の座として、そこに向かって御挨拶するのです。

また、食事をするときは、祖霊と共にいただくことを感じながら、柏手を一回して「いただきます。」と声を出してみてください。これは、「神人共食」です。すべては言霊、音霊の世界であり、喜びと感動の表現と共鳴を意味します。

「神人共楽」と「神人共食」。併せて「神人共生」なのです。


南出喜久治著 祭祀への道より
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 日本を正常な国に戻したい
ジャンル : 政治・経済

コメントの投稿

非公開コメント

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。